研究課題/領域番号 |
16K02745
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
日本語学
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研究機関 | 関西外国語大学 |
研究代表者 |
光信 仁美 関西外国語大学, 英語国際学部, 准教授 (70330222)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2017年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2016年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
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キーワード | 連体修飾 / 連体動詞句 / ガ・ノ交替 / 内の関係 / 外の関係 / 関係づけのかかわり / 属性づけのかかわり / 連体節 / ガ・ノの交替 / 連体節と被修飾名詞の関係 / 連用修飾成分 / 連体と連用の交替 / ガとノの交替 / ヴォイスの中和 / 現代日本語 / 連体と連用 / ボイスの中和 |
研究成果の概要 |
現代日本語の動詞述語で作られる連体修飾句節において、動詞述語が動詞的な性質で用いられているか、形容詞的な性質で用いられているかという意味的な特徴は、連体動詞句に現れる主体が「ガ」で示されるか「ノ」で示されるかという構文的な特徴と相関している。 また、次のことが示唆される。上の二つの性質は、連体動詞句の修飾成分が連体的な形で示されるか連用的な形で示されるかという問題、そして連体動詞句の動詞のボイス的な意味の問題とかかわっている。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
連体動詞句の研究においては、連体動詞句と被修飾名詞のあいだの格関係の有無による寺村秀夫(1975-1978)の分類「内の関係」「外の関係」がひとつの準拠枠となっている。本研究は、連体動詞句の構文的な特徴を考察することによって、ここに、連体動詞句と被修飾名詞の意味的なかかわりに着目した高橋太郎(1979)の分類「関係づけのかかわり」「属性づけのかかわり」を位置づけることを試みた。
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