研究課題/領域番号 |
16K02870
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
外国語教育
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研究機関 | 天理大学 |
研究代表者 |
吉田 智佳 天理大学, 国際学部, 准教授 (00388886)
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研究分担者 |
白畑 知彦 静岡大学, 教育学部, 教授 (50206299)
須田 孝司 静岡県立大学, 国際関係学部, 准教授 (60390390)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2018年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 第二言語習得 / wh疑問文の習得 / 前置詞の困難度順序 / 前置詞習得における困難度要因 / 前置詞の困難度順 / 前置詞の習得 / 言語学 |
研究成果の概要 |
本研究の目的は日本語を母語とする英語学習者がある文法項目について「どのような点の習得が容易であり」「どのような点の習得が難しいのか」を明らかにすることであった。 本研究では文法項目の中からwh-疑問文と前置詞を選び、その習得困難度を調査した。その結果、wh-疑問文においては主語を問うwh-疑問文の習得が一番難しく、特に、主語と述語動詞を一致させる段階が難しいことが判明した。 前置詞については、16種類の用法の異なる前置詞を選択し、その困難度順序を調査した。その結果、場所を表すonと期間を表すforの習得が容易である一方、方向を表すforと所属を表すonの習得が一番難しいことが判明した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
文法項目の習得難易度を示すことは英語の教育現場での指導において有効であると考える。習得が容易である項目にはそれほど時間を費やさずに済む一方で、習得が困難である項目には時間を費やして丁寧に指導できる。さらに、その学習者がつまずく要因が明らかになっていれば、その点に注意した効率的な指導が行える。
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