研究課題/領域番号 |
16K02959
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
外国語教育
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研究機関 | 横浜国立大学 (2017-2019) 滋賀大学 (2016) |
研究代表者 |
尾島 司郎 横浜国立大学, 教育学部, 准教授 (40404959)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 英語スピーキング / 英語学習経験 / スピーキング評価 / 脳機能 |
研究成果の概要 |
本研究では、日本語母語話者の英語スピーキング能力に対する、英語学習開始年齢と英語学習量の影響を調べた。日本で生まれ育ちながらも極めて高い英語力を獲得している日本人小中学生より英語スピーキングデータを取得し言語学的に分析したところ、日本人大学生よりも発話量や流暢性において優れていた。この子どもたちは幼少期に英語教材などを通して家庭内で超長時間の英語接触を得ており、子どもの第二言語獲得能力を発揮させるためには学習時期と学習量の両方が重要であることが示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
子どもは高い言語学習能力を持っていると信じられていることが多い。実際に高い英語力を獲得している日本人小中学生を対象にした研究から見えてきたことは、彼らが幼少期に英語学習を開始しているだけでなく、幼少期のうちに超長時間の英語接触を得ている点である。こうした知見は、イメージで語られることの多い子どもの言語学習能力の具体像を明らかにし、英語教育や子育てについて示唆を与える。
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