研究課題/領域番号 |
16K02973
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
外国語教育
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研究機関 | 明海大学 |
研究代表者 |
松井 順子 明海大学, 外国語学部, 准教授 (00275819)
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研究分担者 |
橋本 文子 東京家政学院大学, 人間栄養学部, 准教授 (20237928)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | リスニング / 聞き取り / ビジネスパーソン / 英語 / 音声 / コミュニケーション / 国際 / ビジネス / 外交 / リンキング / 弱化 / 脱落 / 音 |
研究成果の概要 |
本研究では、ビジネスパーソンなどの大人の英語学習者のための自然な速度の英語を搭載したリスニング・システムを拡充し、学習者が最適のレベルで練習して、段階的に聞き取り能力を向上させることができるシステムを構築した。多くの日本人の英語学習者は、英語を読むことはできるが、聞き取りは難しいと感じている。また、ビジネスや外交、交渉などの際には、聞き取りの力が不足しているために不利な立場におかれたり、議論についていくことに困難をおぼえたりしている。潜在的な英語力が活かしきれていないため、国際社会で充分に能力を発揮できていない。本研究では、ビジネスパーソンなどが自由に英語を駆使できるためのツールを整備した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
日本のビジネスパーソンや外交官などは、英語の聞き取りが困難であるために、不利な立場におかれたり、重要な機会を逸してしまうことがある。学校の教室英語は、ゆっくり、はっきりとした音声で話されることが多い。このため、速いスピードの英語で起こる弱化や同化などの現象が身につかない。例えば、“has”は弱化して[z]になるが、弱形に慣れていなければ判別することができない。本研究では、最も難しい音声の組み合わせをレベル別に凝縮し、難しい音声を効率よく短時間で習得できるシステムを開発した。これにより、国際舞台で活躍するビジネスパーソンなどが音声を正確に認識し、有利に交渉を進めることが可能になる。
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