研究課題/領域番号 |
16K02981
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
外国語教育
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研究機関 | 明治学院大学 |
研究代表者 |
杉田 由仁 明治学院大学, 文学部, 教授 (70363885)
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研究分担者 |
石井 雄隆 早稲田大学, 大学総合研究センター, 助手 (90756545)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2017年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2016年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | ライティング / 自動評価採点 / ライティングテスト / 自動採点 / 信頼性 / 妥当性 / ライティング・テスト / 教育評価・測定 / 自動 |
研究成果の概要 |
本研究では、日本人英語学習者のライティング能力の推定により有効な自動評価採点システムを開発するために、1) Accuracy タスクの「言語的正確さ」の評価において、語彙や文法、スペル句読法などにおける誤りを特定し、統計指標化する方法を考案すること、2) Communicability タスクの「情報伝達効果」の評価において、課題との関連性を判定し統計指標化する方法を考案すること、3) 重回帰分析によって総合的評価を予測する回帰式を作成してその有用性検討として、サンプル数を増やして信頼性・妥当性の検証を行うことを研究目的として取り組んだ。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
Accuracy、 Communicabilityの予測得点とCriterion スコアとの相関係数により、基準関連妥当性の検証を行ったところ比較的強い相関が見られ、また両者の合計点をTBWT によって測定されるライティング知識体系の総和 (総合評価) と位置づけて相関分析を行ったところ、強い相関が見られた。これらの結果から、自動採点結果はCriterion のパフォーマンスを一定程度反映していることが確認された。さらに、評価結果に対するアンケート調査により結果妥当性の検証を試みたところ、評価結果が利害関係者である高校生に与える影響は適切であったことが確認された。
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