研究課題/領域番号 |
16K03452
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
新領域法学
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研究機関 | 関西大学 (2018-2019) 京都女子大学 (2016-2017) |
研究代表者 |
泉 克幸 関西大学, 総合情報学部, 教授 (00232356)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 商品デザイン / 不正競争 / 著作権 / 意匠 / 商標 / 不正競争防止法 / 著作権法 / 商標法 / 意匠法 / 社会法学 / 応用美術 / 立体商標 / 商品等表示 |
研究成果の概要 |
本研究の目的は商品デザインの保護に関する諸問題を検討し、解明することである。商品デザインを保護する法律には意匠法、著作権法、商標法、不正競争防止法などがある。本研究では、各法律の関係を意識して検討を行った。具体的には(1)著作権法と意匠法の棲み分けの問題、(2)商品デザインを標識法(商標法)で保護することの問題、(3)規制の根拠を「混同」に求めるのか「不正競争」に求めるのか、(4)機能の観点から他人の利用が許される商品デザイン、という4つの個別テーマである。本研究を通じ、これらの問題をある程度解明し、いくつかの成果を公表した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
商品デザインは、商品の売れ行きを左右する重要なファクターの1つである。商品デザインを保護する法律には様々なものがある。各法律による保護にはメリットおよびデメリットが含まれ、また、様々な法的論点も存在する。これらのことについては、従来の研究でも検討がなされてきたが、各法律に横断的な問題、あるいは、各法律の関係に関する問題については必ずしも明確にされてこなかった。 本研究ではこのような視点に立ち、上記「研究成果の概要」で示した4つの個別テーマに焦点を当てて研究を実施し、いくつかの成果を公表した。本研究およびその成果は、知的財産法の解釈および企業活動に一定の寄与を果たすものである。
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