研究課題/領域番号 |
16K03593
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
経済統計
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研究機関 | 一橋大学 |
研究代表者 |
山本 庸平 一橋大学, 大学院経済学研究科, 教授 (80633916)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 動学的因子モデル / 構造VAR分析 / 動学的因果効果 / 投機的バブル / ニュース・ショック / 構造VAR / 因果効果の識別 / ブートストラップ / ジャンプ / 発散過程 / 因果効果 / 外れ値 / 構造的ベクトル自己回帰モデル / 政策効果 / 因子モデル / 主成分分析 / 大規模ショック / リスク |
研究成果の概要 |
本研究課題では、動学的因子モデルを用いた大規模パネルデータの分析手法につき、(A)外れ値の分析、(B)構造変化分析、(C)因子の動学プロセスの分析の3点から開発を行った。理論的な開発の他、外国為替市場やニュース・ショックの効果といった実証分析へ積極的に応用することができた。期間中にいずれの課題においても主成果となる学術論文を完成させ、国際学会や海外の大学でのセミナー等で発表を行うことで広く有識者の意見を収集することができた。加えて、国際学術誌への投稿を適宜行い、複数の掲載に至った。一方で、学術誌の掲載まで至らなかった部分もあり、期間終了後も研究をフォローアップしていきたい。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究課題で対象とした動学的因子モデルは、昨今のビッグデータ解析の文脈の中で、統計手法の高度化のみならず、経済政策の効果や経済政策上のリスク分析への応用可能性からも学術的および実務的な重要性が高まっている。本課題では、かかる手法を3つの課題に分け、大規模な経済データを用いたマクロ経済政策のリスク分析へ応用するという観点から、先駆的な計量手法を開発した。同時に、それらを用いた実証分析を行った。
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