研究課題/領域番号 |
16K03671
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
経済政策
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研究機関 | 早稲田大学 |
研究代表者 |
内藤 巧 早稲田大学, 政治経済学術院, 教授 (80314350)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 企業の異質性 / 国の非対称性 / 経済成長 / メリッツ・モデル / 非対称メリッツ・モデル / 経済政策 |
研究成果の概要 |
企業の異質性及び国の非対称性を考慮した経済成長モデルを開発すると共に,それを用いて本質的に国の非対称性を必要とする貿易政策上の諸問題を経済成長の文脈で再検討した.具体的には,資本蓄積あるいは研究開発に基づく異質企業非対称2国内生成長モデルを構築し,ある国の一方的貿易自由化がその国及び貿易相手国の長期的成長と厚生に与える影響を調べた.また,それらの基本モデルを応用して,特恵貿易協定や最適関税等の効果を動学的に評価した.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
企業の異質性を取り入れた独占的競争貿易モデルであるメリッツ・モデルは,現代の国際貿易理論を代表するモデルの1つであり,それをR&Dに基づく内生成長モデルに導入した研究も行われてきた.しかしながら,そのような内生成長モデルの全ては,国の対称性の仮定に依存していた.本研究は,そのような既存のモデルでは扱うことができなかった一方的貿易自由化,最適関税,特恵貿易協定等の貿易政策上の諸問題を分析する基本的な枠組みを提供する.これは貿易政策が異質企業間の資源の再配分を通じて各国の成長と厚生に与える影響を考えようとしている世界中の研究者に対して大きなインパクトを与え得る.
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