研究課題/領域番号 |
16K03819
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
経営学
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研究機関 | 専修大学 |
研究代表者 |
飯塚 佳代 専修大学, ネットワーク情報学部, 教授 (80433861)
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研究分担者 |
末松 千尋 京都大学, 経営管理研究部, 教授 (80335231)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2019年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2018年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
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キーワード | IT導入 / 業務改革 / 成功要因 / 組織構造 / 信頼構造 / 心理的契約 / 信頼構造モデル / マルチエージェントシミュレーション / 組織間調整 / IT-経営整合モデル / IT投資効果 |
研究成果の概要 |
本研究は、日本企業において業務改革を伴って実施する情報システム導入の効果について、意思決定プロセスや実行プロセスにおける組織の信頼関係に焦点を当てて成功要因をあぶりだすことを目的としている。組織の信頼の構造が成果にどのように影響するのかということについて分析を行い、組織パターンによる信頼構造の違いを明らかにした。また、心理的契約のモデルを業務改革にあてはめて、分析を行った。通常業務の心理的契約は業務改革の効果に直接効果がみられなかったものの、業務改革の心理的契約を介した間接効果がみられ、通常業務の心理的契約も重要であるという結果となった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では、業務改革を成功に導く要因の一つとして信頼の構造に着目し、心理的契約を用いた構造の分析を行った。日本におけるITの生産性寄与が欧米諸国に比べて低いという問題について、IT導入方法論だけでは解決できない問題に組織の面からアプローチしたことで得られた成果であると考えられる。
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