研究課題/領域番号 |
16K03821
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
経営学
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研究機関 | 明治大学 |
研究代表者 |
青木 克生 明治大学, 経営学部, 専任教授 (20318893)
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研究分担者 |
Olcott George 明治大学, 研究・知財戦略機構, 研究推進員 (80751552)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 多国籍企業 / グローバル化 / 日本企業 / 定性研究 / ケーススタディ / 本社子会社関係 / 駐在員の役割 / 制度的二重性 / 知識移転 / 国際経営 / グローバル戦略 / グローバル人事 / 経営学 |
研究成果の概要 |
本研究では,日本を代表する多国籍企業6社を対象とし,アンビデクステリティ(グローバル統合とローカル・イノベーションの同時追求)に注目しつつ,グローバル化と海外子会社マネジメントのあり方についての調査を展開した。定性的調査方法に依拠し,日本と海外の双方で合計72のセミストラクチャード・インタビューを展開した。本研究の成果は国際ジャーナル論文3本,国際学会報告4本として公表されている。また実務家を対象としたシンポジウムも開催されている。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の結果,日本の強みを標準化して世界の子会社へと展開するこれまでの日本企業のグローバル化の典型的なあり方の限界が明らかとなった。また日本の強みを維持しつつもローカル・イノベーションを推進していく新しいグローバル化のあり方の可能性とそれに向けた課題を提示することが可能となった。アンビデクステリティ概念を用いた日本企業のグローバル化についての研究はこれまでほとんどなされていなかったことから,本研究が有する学術的意義は大きなものであるといえる。
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