研究課題/領域番号 |
16K03823
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
経営学
|
研究機関 | 早稲田大学 |
研究代表者 |
平野 雅章 早稲田大学, 商学学術院(経営管理研究科), 教授 (00165193)
|
研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
|
配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2016年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
|
キーワード | 経営情報学 / 組織特性 / IT投資 / 経営成果 / 組織IQ / 組織部分特性 / iT投資 / 補完性 / 代替性 |
研究成果の概要 |
ITは組織の生産性を上げるというのが通念だが、一方、IT投資と生産性との間に相関はないという実証研究も長年積み上げられてきた。2000年代頃から、組織特性に注目して、ITが実際に効果を上げられるかどうかは、組織特性(構造やプロセス)に依存するという枠組の研究が始まり、IT投資と経営成果との関係に一定の説明力を証明してきた。本研究課題もこの枠組に依拠して、どのような組織特性がどのようなIT投資や経営成果に影響を与えるかを実証的に解明しようとするものである。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
働き方改革は、掛け声のみで実質が伴わない状態が続いたが、働き方改革にITの有効活用は不可欠である。ところが、日本のIT活用度は先進国の中では極端に遅れている。最新のIMDによる国際競争力調査では、日本は遂に34位である。今回のコロナ対応で在宅勤務をさせようにも、その為のインフラ(ハードのみならず、制度等)が整っていない組織が多い。勿論、原因は多層的で、文化も大きな要因だが、同じ日本の中でもIT活用ができる少数の組織はあるので、本研究ではIT活用ができるための組織特性を実証的に解明することにより、日本におけるIT活用とITによる組織成果の向上に資することができる。
|