研究課題/領域番号 |
16K03850
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
経営学
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研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
立本 博文 筑波大学, ビジネスサイエンス系, 教授 (80361674)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2016年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | 経営戦略 / 技術経営論 / 国際経営論 / プラットフォーム企業 / 技術地図 / 特許 / 俯瞰的分析 / 経営戦略論 / エコシステムマネジメント / プラットフォーム / 特許分析 / 競争戦略 / 技術経営 / 国際経営 / プラットフォーム戦略 / オープン標準 |
研究成果の概要 |
本研究では特許データや財務データなどをもとに技術ポートフォリオや事業地図上の位置取りを推定し、プラットフォーム企業特有の動きを見つけ出し、企業行動と企業の成長性や収益性との関係を分析することを目的とした。残念ながらプラットフォーム企業特有の企業行動パターンの抽出には至らなかったものの、特許データや財務データなどの大規模なデータセットを用いて、多次元データを二次元に次元縮約し、技術地図・事業地図を作成する技法や、企業の異質性を考慮しながら企業の特性と市場成果の関係を実証的に分析する技法も確立することができた。これら技法をもちいて、論文や学術書の出版を行い、学会賞を受賞することができた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究成果は、企業戦略を大規模データセットを用いて技術地図・事業地図を作成し俯瞰的に捉える技法を開発したものである。学術的意義としては、企業戦略を俯瞰的に分析する道筋を示したことである。技術地図・事業地図を用いた方法によって、業界に存在する多くのステークホルダー企業との関係を俯瞰的に知ることが可能となることを示している。また、俯瞰的な分析によって、企業戦略の経年的な変化を客観的に捉えることも可能となることも示している。社会的意義としては、本研究のように公開データセットを用いた俯瞰的分析がより発展すれば、投資家や第三者企業などにとって、企業戦略分析手法が選択肢が広がることが期待できる。
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