研究課題/領域番号 |
16K03864
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
経営学
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研究機関 | 大阪経済大学 (2018) 和歌山大学 (2016-2017) |
研究代表者 |
高 瑞紅 大阪経済大学, 経営学部, 教授 (30420459)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2017年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | グローバル調達 / 本社の役割 / 国際購買調達拠点 / 多国籍企業 / 拠点間関係 / 集中購買 / 部品の共通化 / 海外子会社 / 国際分業 / 役割分担 / 拠点間連携 / 本社機能 / 駐在員 / 国際経営 |
研究成果の概要 |
本研究は、多国籍企業が戦略的にグローバル調達を推進する上で、その本社が担う役割を明らかにする。日欧米企業を対象にし、グローバル調達担当者へのインタビュー調査に基づき、事例分析を行った。多くの多国籍企業の本社は、海外調達拠点と連携しながら全社の調達機能を統括するなど、グローバル調達の推進及びそのための仕組み作りに重要な役割を果たしていることを明らかにした。一方、日欧米企業において、本社と海外調達拠点の役割分担には顕著な違いがあることを明らかにした。こうした分析結果を、学会で研究報告を実施し、学会誌に論文を投稿した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究はグローバル調達における日欧米多国籍企業本社の役割について扱った国際比較研究である。近年、日本企業の中でも異なる事業部の製品間での共通部品の採用など部品や資材の共通化・標準化に取り組むことによって、グループ全体のコスト低減や調達効率化を図る動きを強めている。本研究により得られた知見は、日系多国籍企業がグローバル調達の拡大・強化及び駐在員人材の育成を図る際に、様々な有益な示唆を与えることができると期待している。
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