研究課題/領域番号 |
16K03947
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
商学
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研究機関 | 筑波大学 (2017-2018) 日本大学 (2016) |
研究代表者 |
伴 正隆 筑波大学, ビジネスサイエンス系, 准教授 (50507754)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 地域ブランド / 競争構造 / ベイジアンモデリング / アンケート / 因子分析 / 離散選択モデル / ブランドイメージ / 商学 / マーケティング・リサーチ |
研究成果の概要 |
本研究ではベイジアンモデリングにより複数の競合データを統合した地域ブランドの市場構造分析モデルを開発した。さらに競争構造を示すポジショニングマップに各地域に対する消費者の選好データを外挿することで「どのようなイメージの地域が好まれるか」を把握するだけでなく、地域の空間情報を用い「ある地域に住む人が、それぞれの地域にどのくらいの確率で訪問するか」を示すモデルを開発した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
地域に対する具体的なイメージと抽象的で全体的なイメージ、あるいは空間情報だけでなく、地域選好と模擬選択行動といった行動データなど、複数のデータを統合して競合と需要を「見える化」することで、使用データごとに結果に矛盾が生じることを回避したうえで、地域振興や観光に関する意思決定に直結する情報を提供する。 観光資源を活用した地域振興が盛んに行われる一方で、消費者の観光行動に使える余暇時間や予算には限りがあるので、地域間競争は激化し、地域ごとに差別化を図る必要に迫られている。本研究で開発したモデルはこのような要請に応え,競争優位の源泉,あるいは地域間での協同の可能性を示す情報を提供するものである。
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