研究課題/領域番号 |
16K03995
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
会計学
|
研究機関 | 東北学院大学 |
研究代表者 |
佐々木 郁子 東北学院大学, 経営学部, 教授 (90306051)
|
研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
|
配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2017年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2016年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
|
キーワード | 顧客関係性 / レベニューマネジメント / サプライチェーン / コストビヘイビア / コスト構造 / 不確実性 / ロイヤリティプログラム / 原価態様 / 収益管理 / 東日本大震災 / 会計学 |
研究成果の概要 |
顧客関係性戦略と収益・コスト構造に与える影響についての調査をおこなった。企業対企業では,顧客関係性は企業のライフサイクルによって変化すること,主要顧客比率とサプライヤーの財務業績に影響があることがわかった。一般顧客対企業では,ロイヤリティプログラムが企業の収益戦略にどのように生かされているかを調査した。調査対象を宿泊産業としたが,ホテルタイプによる違いはあまり見られなかった。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
顧客第一という「顧客」とはたくさん買ってくれる顧客なのか,そしてお客様を大事にすることは企業にとってどのような効果をもたらすのかについて一貫して研究している。その顧客と企業との関係を,企業対企業,一般顧客対企業という2つの枠組みで捉えることにより,顧客が収益やコストにどのような影響を与えるのかを明らかにしようと試みた。それにより,企業対企業の関係では,主要顧客が存在することは,売り手の企業(サプライヤー)の財務業績や原価構造に影響を与えることが明らかになった。一般顧客対企業では,企業の収益管理にとって顧客関係性は重要であるもののその効果がうまく可視化できているとは言えないということがわかった。
|