研究課題/領域番号 |
16K04003
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
会計学
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研究機関 | 玉川大学 |
研究代表者 |
小酒井 正和 玉川大学, 工学部, 教授 (50337870)
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研究分担者 |
田坂 公 福岡大学, 商学部, 教授 (80435932)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2016年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 管理会計 / 原価企画 / コストマネジメント / 業績評価 / ITマネジメント / 無形の資産 / 情報資本 / インタンジブルズ / 原価管理 / 経営工学 / 経営学 / 会計学 |
研究成果の概要 |
本研究の目的は、原価企画のグローバル化と現地化に貢献できるIT組織への変革を促す業績評価システムのあり方について探求し、グローバル時代の原価企画活動のリファレンスモデルを提示することである。最終成果として、ケーススタディを用いた研究成果をまとめることができた。結論として、ASEANのような新興国へ進出する日本メーカーが、原価企画の現地化を進めるには、原価見積もりの精緻化を支援するIT部門に対する業績評価指標として、サービス提供先の財務成果、情報資本レディネス、IT革新指標といった貢献指標を採用することによって、戦略の実行を支援する情報資本の構築をマネジメントすることが有益である。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の意義は、第1にマレーシア進出日本メーカーの生産、開発、原価企画の現地化の状況を明らかにできた点にある。これによって、マレーシアに限らず、ASEAN諸国などの新興国へ進出する日本メーカーに必要な情報を提供できた。第2に、新興国へ進出する日本メーカーの原価企画の現地化に貢献できるIT組織に対する業績評価指標のあり方を提示できた点にある。これによって、新興国での原価企画に必要となる情報資本構築を支援するIT部門に対する業績評価指標として、サービス提供先の財務成果、情報資本レディネス、IT革新指標といった貢献指標が有益であることを明らかにできた。
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