研究課題/領域番号 |
16K04164
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
社会福祉学
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研究機関 | 岡山県立大学 |
研究代表者 |
桐野 匡史 岡山県立大学, 保健福祉学部, 准教授 (40453203)
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研究分担者 |
松本 啓子 川崎医療福祉大学, 医療福祉学部, 教授 (70249556)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2016年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | 介護離職 / 仕事と介護の両立 / 介護者支援 / 社会的サポート / 家族介護 / 社会福祉 / 社会福祉関係 |
研究成果の概要 |
本研究では,働きながら介護する家族介護者の介護離職の予防に向けた基礎的資料を得ることをねらいに,インタビュー調査および質問紙調査を実施した。本研究で得られた主な成果から,介護離職の予防のためには,介護と仕事を両立させやすい職場の雰囲気の醸成や職場での理解(サポート)のほか,介護と仕事を両立させることで生じる私生活への影響を軽減させるための支援体制の構築が必要であることが示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
これまで家族介護者を対象とした研究では,「介護」役割を中心に研究成果の蓄積がなされてきたが,本研究では,介護者を複数の役割をもつ「生活者」としての視点を取り入れ,複数の役割,とりわけ仕事役割と介護役割を両立させるための知見を,実証的に明らかにした点で学術的意義があるものと考えられる。また本研究成果は,最近社会問題化している「介護離職」の解消あるいはその予防的示唆につながるものであり,その波及効果は大きく,社会的機運の醸成としての視点からも社会的に意義深いものであったと考えられる。
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