研究課題/領域番号 |
16K04273
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
社会心理学
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研究機関 | 愛知淑徳大学 |
研究代表者 |
小川 一美 愛知淑徳大学, 心理学部, 教授 (70345875)
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研究分担者 |
木村 昌紀 神戸女学院大学, 人間科学部, 准教授 (30467500)
藤原 健 大阪経済大学, 人間科学部, 講師 (00707010)
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研究協力者 |
Hall Judith, A.
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 対人コミュニケーション / 非言語的コミュニケーション / 知識 / 人口統計学的変数 / 解読 / テスト作成 / 異文化 / ノンバーバル / 社会系心理学 |
研究成果の概要 |
対人コミュニケーションの中でも,非言語的コミュニケーションの影響力は大きいことが指摘されていることから,本研究では,非言語的コミュニケーションに関する知識量を測定できる信頼性と妥当性を備えたテストを開発した。非言語的コミュニケーションに関する知識量を測定するテストとして,Rosip and Hall(2004)によるTest of Nonverbal Cue Knowledge(TONCK)があるが,項目数の多さなどの問題点があったため,これらを改善したTONCK-Ⅱを作成した。さらに,幅広い年代の日本人データに基づき,日本人用TONCK-Ⅱも作成した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究より,非言語的コミュニケーションに関する知識を捉える欧米人用のテストと,日本人用のテストを作成することができた。本テストは,日本人の対人コミュニケーションに関する知識構造を明らかにする手立ての一つとなりうるであろう。 また,テストを作成する際には,客観的な根拠に基づく実証研究によるエビデンスを重視したことから,本テストを構成する項目を学ぶことによって,非言語的コミュニケーションの正しい知識を得ることができるようにもなり,トレーニングへの活用も可能であろう。さらには,日本人のみならず外国人日本語学習者の教材としての利用なども考えられる。
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