研究課題/領域番号 |
16K04296
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教育心理学
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研究機関 | 放送大学 (2017-2018) 山梨大学 (2016) |
研究代表者 |
進藤 聡彦 放送大学, 教養学部, 教授 (30211296)
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研究分担者 |
工藤 与志文 東北大学, 教育学研究科, 教授 (20231293)
西林 克彦 東北福祉大学, 教育学部, 教授 (70012581)
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研究協力者 |
西林 克彦
佐藤 誠子
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 知識の構造化 / ルールと事例の構造 / 標的ルールと対比ルール / 要素間の関連 / 教科学習 / ルール適用 / 教材開発 / 知識の適用 / ルール表象 / ルールと事例の関係 / ルール学習 / 変数間の関係 / 展開図 / 教授方略 |
研究成果の概要 |
本研究課題は知識の構造化を促す教授ストラテジーに関するものであった。主な研究成果として、第1に教授目標となる標的ルールの適用は対比ルールとともに教授することによって促進することを生物学のルールを取り上げて明らかにした。また、第2に物理学のルールについて、ルールを広い範囲の事例に適用できるためには、その名前の熟知度(既知か未知か)に拘わらず、事例が等しくルールに支配されていること(ルールと事例の論理構造)を学習者が把握しているかどうかが重要であることを示した。第3に小学校の割合の変数間の関係や立体とその展開図の関係を知識の構造化の観点から捉え、それぞれの学習促進ストラテジーを探った。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の学術的意義は、まず第1に学習者において知識の構造化が図られるための要因として、一般化された知識であるルールとその具体的現象である事例の包含関係を把握していることが必要なことを明らかにした点である。また、当該の理解を欠く場合、ルールが広範な問題解決に適用できないことを明らかにした点にも意義が認められる。第2にどのような知識が習得されるべきルールと構造化されると、当該のルールが広範な問題解決に適用できるようになるのかについて、対比的な内容をもつ知識が有効であることを見出した点にも意義があると考えられる。これらは教育心理学や認知心理学の新たな知見であり、また教育実践にも直接資する知見である。
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