研究課題/領域番号 |
16K04525
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教育学
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研究機関 | 岩手大学 |
研究代表者 |
鈴木 久米男 岩手大学, 教育学研究科, 教授 (50733937)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 校長、教員等の養成・研修 / カナダ・オンタリオ州 / OCT / 学校管理職の養成・研修 / 専門職基準 / 学校及び挙育行政管理職の養成、研修 / 学校及び教育行政管理職の専門職基準 / 研修プログラムの認証 / 学校及び教育行政管理職の養成・研修 / 校長の専門職基準 / 校長会 / 学校経営 |
研究成果の概要 |
本研究の目的は、質の高い教育実践の実現を目指して学校及び教育管理職や教員の養成や研修に取り組んでいる、カナダ・オンタリオ州の養成・研修システムの実態を明らかにすることである。課題設定の理由として、我が国での育成のための指標に基づいた教員等の養成・研修システムの先進事例の収集があった。さらに、オンタリオ州での教員等の養成や研修の実施主体となる組織の存在及びその実態等を明らかにすることにより、教員等の養成・研修システムの独自性を示すことである。 本研究により、カナダ・オンタリオ州の教員等の養成・研修システムの実態及び各教育関係機関の役割を明らかにすることができた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究において、カナダ・オンタリオ州の教員等の養成・研修と教育関係機関の役割を明らかにした。具体的な成果は次の3点である。第一に、教員養成・研修の実施システムを明らかにしたことである。その中で、オンタリオ州において教員養成・研修のシステムは、オンタリオ州法に定められていること等を明らかにした。第二は研修を主管しているOCTの存在と他の教育関係機関との関係を明らかにしたことである。第三は、教員養成・研修の質保証のためのシステムの存在を明らかにしたことである。 しかし、オンタリオ州では研修への参加はあくまで教員個々人の希望であり、我が国の研修体系との比較により課題や実態が明らかになった。
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