研究課題/領域番号 |
16K04665
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教科教育学
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研究機関 | 日本工業大学 (2018) 群馬大学 (2016-2017) |
研究代表者 |
本村 猛能 日本工業大学, 共通教育学群, 教授 (70239581)
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研究分担者 |
森山 潤 兵庫教育大学, 学校教育研究科, 教授 (40303482)
工藤 雄司 茨城大学, 教育学部, 教授 (70635614)
角 和博 佐賀大学, 教育学部, 教授 (80145177)
山本 利一 埼玉大学, 教育学部, 教授 (80334142)
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研究協力者 |
村上 綾香
本郷 健
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2016年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 情報教育 / 体系化 / プログラミング教育 / ブルーム / ペレグリーノ / 比較研究 / 科学的理解 / カリキュラム / 論理的思考力 / 国際比較 / 知識と意識の調査 / 論理回路 / 情報活用能力の3観点 / ICT / 情報の科学的理解 / ブルーム評価 / 認知領域 / 精神運動領域 / 情意領域 / 情報活用能力 / 共通教科情報科 |
研究成果の概要 |
本研究の目的は、諸外国の中・高生の情報教育に関する3観点の習得意欲及び知識や態度について比較検討し、これらの結果を元に教材提案と実践を行い、カリキュラムの体系化を検討した。その結果、情報教育における習得意欲では日本の中・高生が高いものの、目標の柱である情報の科学的理解に対する志向性が他の2観点に比べてかなり低かった。 そこで体系的情報教育カリキュラムについて検討した結果、1)論理回路教材は情報の科学的な理解を深める上で大変有益、2)プログラミングの思考過程が批判的思考を高める効果あり、3)プログラミングの思考過程が創造的態度、分析性、協調性を高める効果がある、ということが得られた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は、日本と類似の文化圈であるアジア圏(韓国・中国・インドネシア)と異なる文化圈の西洋(オランダ・スロベニア)や米国(ミシガン州・カンザス州)の調査を含めて、体系的情報教育のカリキュラム開発と具体的な教材を提案することを目的とする。 ここに他には無い研究の意義がありこれらを受け、具体的な指導内容,及び指導方法を検討してきた。その事例として、中・高生の論理回路教材提案し学習する指導過程を検討し、国内・国際学会で提案した。その結果、今後は小学校でのプログラミング教育、中学・高校での情報教育の体系化を表現するカリキュラムを構築することができる。
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