研究課題/領域番号 |
16K04699
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教科教育学
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研究機関 | 福岡教育大学 |
研究代表者 |
有川 誠 福岡教育大学, 教育学部, 教授 (50325437)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2018年度: 130千円 (直接経費: 100千円、間接経費: 30千円)
2017年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2016年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
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キーワード | ドライバー / 技能 / 巧緻性 / 実践調査 / 技能指導法 / 教科教育学 / 認知心理学 |
研究成果の概要 |
本研究では,まず中学生にドライバー技能指導のポイントを探ることを目的とした。そこでまず,操作者がドライバーに加える色々な力を測定できる「技能測定ドライバーシステム」を開発した。このシステムを用いて中学生にドライバーで木ねじの締め・緩め作業を行わせた。作業の状況を観察・評価し,器用者・不器用者がドライバーにどのような力を加えているのか,両者にはどのような違いがあるのかを比較・分析した。これらの結果は,ドライバーをより適切に操作する技能指導に繋げることができる。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の最大の成果は,ドライバーの操作者がドライバーに加える色々な力を測定できる「技能測定ドライバーシステム(特許申請中)」を開発したことである。これまでの技能測定の手立ては,三次元動作分析装置等の「外側からの観察」によるものに頼っていたが,本システムが開発されたことにより,操作(動作)の実態をより詳細に測定・分析できるようになった。 これにより,「カン」や「こつ」といった曖昧な表現によるものではない,客観的・具体的な技能指導法のポイントを得る手段が確立できたことは,大きな社会的(教育的)意義がある。
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