研究課題/領域番号 |
16K04706
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教科教育学
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研究機関 | 千葉科学大学 |
研究代表者 |
植木 岳雪 千葉科学大学, 危機管理学部, 教授 (40371025)
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研究分担者 |
小森 次郎 帝京平成大学, 現代ライフ学部, 准教授 (10572422)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
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キーワード | 理科 / 地学 / ボーリング / 教材 / 地層 / 授業実践 / 関東地方 / 理科教育 / 地学領域 / 教材開発 / 授業支援 |
研究成果の概要 |
本研究の目的は,小中高等学校の理科地学領域における野外自然体験学習の代替となる機材・方法を開発することである.そのため,事前に標準ボーリングコアを用意して学校の授業で活用してもらう「ボーリングコア貸し出しサービス(教室でコア見せ隊)」と学校に研究者が出向いてボーリング掘削する「ボーリング掘削サービス(校庭で穴掘り隊)」を確立した.「教室でコア見せ隊」は,研究者が実施主体で1時間の授業ででき,生徒の反応が良いことから,実施した学校の教員には高評価であった.一方,「校庭で穴掘り隊」は,掘削場所の選定,事務との作業調整,授業時間が長くなるなど,学校教員にとって手軽にできないということがわかった.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
学習指導要領では小中高等学校の理科地学領域で野外自然体験学習が求められているが,都市化や時間の不足などの要因により,その実施率は低い.本研究では,理科地学領域における野外自然体験学習の代替としてボーリングコアを用いた教材・方法を開発し,その有効性と課題を明らかにした.ボーリングコアを学校に貸し出すシステムを構築したことにより,特に都市部の学校において地層に直接触れる学習を行うことができるようになった.
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