研究課題/領域番号 |
16K04786
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教科教育学
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研究機関 | 相愛大学 |
研究代表者 |
進藤 容子 相愛大学, 人間発達学部, 教授 (00259532)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2019年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 幼児教育 / 保育 / 食育実践 / 指導力 / 評価 / 自己評価 / 研修 / 教員養成 / 食育力評価 / ルーブリック / 保育者養成 |
研究成果の概要 |
本研究では,保育者に「食育実践力」を身につける効果的な養成教育や研修に不可欠である「食育実践力」を評価する指標の構築を目指した。 評価の視点を得るため保育者及び幼児食育研究者を対象に調査を行い,結果の分析から,「食育実践力」は知識そのものよりも,そのような知識に興味をもち,知りたいという思いや態度が重要と考察した。そこで,意欲や態度の把握と,評価対象者が評価を通して食育に必要な事柄に気付けることに重点を置いて,「食育実践力」評価ツールを設計した。保育者による本ツールを用いた自己評価試行の結果,本ツールは,自己研鑽を強化する研修プログラム開発に活用できることが示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
保育者は,子ども理解に基づき適切に食育のねらいを設定し,計画,実践できる力としての「食育実践力」を身につけることが必要である。本研究では,「食育実践力」は知識そのものよりも,知識に興味をもち,知りたいという思いや態度が重要であることを見出した。そこで,意欲や態度を把握するとともに,評価を通して評価対象者に気付きを促せることに重点を置いて,「食育実践力」評価ツールを設計した。試行の結果,本ツールは自己研鑽を強化する研修プログラム開発に活用できることが示唆された。本研究の成果から,食育実践力向上に活用できる評価ツールを提案することができたことから,社会的意義があったと考える。
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