研究課題/領域番号 |
16K05312
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
素粒子・原子核・宇宙線・宇宙物理
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
奥田 拓也 東京大学, 大学院総合文化研究科, 助教 (90595646)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 超対称局所化 / 't Hooft 演算子 / モノポール演算子 / 超対称ゲージ理論 / エンタングルメント・エントロピー / バルク・エッジ対応 / 共形場理論 / トポロジカルな場の理論 / 素粒子論 / 数理物理 / Janus インターフェース / SPT相 / チャーン・サイモンズ理論 / 素粒子(理論) |
研究成果の概要 |
研究代表者はゲージ場に磁荷モノポールの境界条件を課すことで定義される’t Hooft演算子に関する一連の研究で世界をリードする成果を挙げており、本研究でも’t Hooft演算子や類似のモノポール演算子の解析を拡張し場の理論が持つ隠れた対称性を明らかにする結果を得た。また、局所化法・ブレイン構成・AdS/CFT・トポロジカル相と共形場理論のバルク・エッジ対応などを用いて、インターフェース、渦演算子、レンズ空間の物理的性質を定量的に解明した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
研究代表者は超対称局所化を用いる研究のパイオニアかつエキスパートである。本研究でもアメリカやヨーロッパのグループと協力・競争しながら最先端の知見を生み出した。理論物理学で日本の存在感を高め、また数学へのインパクトも与える成果だと自負している。インターフェースや渦演算子など、ディフェクトの局所化法による解析でオリジナルな成果を得た。さらに渦演算子やレンズ空間分配関数の研究では物性物理での考え方を応用しており、学際的な研究成果である。フランスを代表する数理物理学研究所であるIHESでのスクールや海外の大学の集中講義で講師を務め、国際アカデミアの教育活動に貢献した。
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