研究課題/領域番号 |
16K05333
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
素粒子・原子核・宇宙線・宇宙物理
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研究機関 | 釧路工業高等専門学校 |
研究代表者 |
梅津 裕志 釧路工業高等専門学校, 創造工学科, 教授 (90393420)
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研究協力者 |
佐古 彰史
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | ブラックホール / 量子重力 / 非可換空間 / 重力の量子化 / 3次元重力 / ゲージ理論 / 変形量子化 / ホーキング輻射 / 量子異常 / 高階スピンカレント / 素粒子論 |
研究成果の概要 |
ブラックホールの事象の地平の変形の自由度について研究を行なった.ホーキング輻射に対するこれらの自由度の効果を解析し,ブラックホールの熱力学的性質や重力の量子効果についての知見を得ることを目指した.量子論的時空は離散的性質や非可換性を持つことが期待される.本研究ではケーラー多様体を変形量子化の方法によって非可換化し,局所的なフォック表現とそれらの張り合わせを行なった.更に,このフォック表示を応用して,非可換空間上のゲージ理論を構成した.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
ミクロなスケールにおいて重力は量子論的な性質を持つと思われている.ブラックホールにはその性質が顕著に現れると期待される.本研究では,ブラックホールの持つ自由度を明らかにすることを目指した.また,ミクロなスケールで現れる空間の離散的性質を反映した場の理論について調べた.
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