研究課題/領域番号 |
16K05387
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
素粒子・原子核・宇宙線・宇宙物理
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研究機関 | 大学共同利用機関法人高エネルギー加速器研究機構 |
研究代表者 |
佐々木 修 大学共同利用機関法人高エネルギー加速器研究機構, 素粒子原子核研究所, 教授 (30178636)
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研究分担者 |
坂本 宏 東京大学, 素粒子物理国際研究センター, 名誉教授 (80178574)
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研究協力者 |
池野 正弘
前田 順平
奥村 恭幸
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2018年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | SoC FPGA / トリガー / ギガビット高速通信 / Zynq / Xilinx / LHC / ATLAS / 素粒子(実験) / 素粒子(実験) / 素粒子実験 / システムオンチップ / アルゴリズム |
研究成果の概要 |
次世代型論理素子(SoC FPGA)の高エネルギー実験測定器の制御システムやトリガーシステムへの導入可能性について検証を行った。 SoC素子としてXilinx社のZynq-7000シリーズを採用し、評価ボードによる基本性能の確認や開発環境の整備を行った。SoCのCPUには基本ソフトであるLinuxを実装し、カーネルやデバイスドライバーの整備を進めた。この結果を踏まえ、SoC素子を実装した汎用VMEモジュールの開発・製造を行うことが出来た。本モジュールを用いて、ATLAS実験への導入を目指した基本性能評価を進める予定である。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
開発・製造されたSoC FPGA搭載VMEモジュール及び基本ソフトウエアは、高エネルギー実験への導入を前提に開発されたものであり、このモジュールの試験を通して得られる知見は、他の素粒子実験用測定器のみならず加速器制御等への広範な応用に大きく役立つものである。開発されたハードウエア、ソフトウエアは汎用性を持つものであり、モジュール開発を通して習得した高速電子回路等のノウハウも、OpenITと呼ばれるプロジェクトの公開サーバなどを通して一般に公開する予定である。また、同様の開発を目指す若手研究者への技術移転や助言などを行っていく予定である。
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