研究課題/領域番号 |
16K05401
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
物性Ⅰ
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研究機関 | 信州大学 |
研究代表者 |
宮丸 文章 信州大学, 学術研究院理学系, 教授 (20419005)
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研究分担者 |
中西 俊博 京都大学, 工学研究科, 助教 (30362461)
中田 陽介 信州大学, 先鋭領域融合研究群環境・エネルギー材料科学研究所, 助教(特定雇用) (50745205)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2016年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | メタマテリアル / 結合共振器メタマテリアル / 結合共振器 / テラヘルツ波 |
研究成果の概要 |
本研究では,所望の電磁応答特性が現れるように設計された人工材料を用いて,複数の周波数で共鳴が生じる構造を作製することを目的としました。結合共振器と呼ばれる,いくつかの共振器が電磁的に結合する構造を作製することによって,複数の周波数で共鳴モードが生じることを計算機シミュレーションと実験によって確認し,さらにその構造を用いてテラヘルツ領域におけるメタマテリアル吸収体を作製しました。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では,結合共振器メタマテリアル構造によって複数の周波数で共鳴モードが生じることを確認し,それを用いてメタマテリアル吸収体を作製しました。このようなメタマテリアル吸収体は,電磁波の波長よりも十分に薄いのでその薄さを活かして,例えば,テラヘルツ波の吸収強度分布を温度分布としてサーモカメラなどで観測するような用途に応用可能ではないかと考えられます。
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