研究課題/領域番号 |
16K05472
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
数理物理・物性基礎
|
研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
山口 義幸 京都大学, 情報学研究科, 助教 (40314257)
|
研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2024-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
|
配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2020年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
|
キーワード | 長距離相互作用 / 分岐 / 臨界指数 / Vlasov方程式 / 結合振動子系 / 力学的安定性 / 形状変化 / バネ玉モデル / 多時間スケール / 連続性 / 多時間スケール系 / バネ玉系 / 臨界現象 / 普遍性 / ネットワーク / 準定常状態 / 線形応答理論 / カシミール保存量 / 1/f揺らぎ / 離散ブリーザー / 相転移 / 感受率 / 揺らぎ / 有限サイズスケーリング / 結合振動子 / 長距離相互作用系 / 非平衡 / ダイナミクス |
研究成果の概要 |
多数の粒子から構成される系を研究する理論として、統計力学は重要な地位を担ってきた。しかしながら、重力やクーロン力など力が遠くまで及ぶ系は、統計力学の主要な仮定を破るため、統計力学的観点からは異常な現象を示すことがある。本研究では、これら異常性とその普遍性に関する成果を得た上で、それらの知見を同期現象などに応用する研究を行なった。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
自然界には4つの力があり、そのうちの二つである重力とクーロン力は力が遠くまで及ぶ。これらの力については、天体物理学やプラズマ物理学などで個別に長く研究されて来たが、その力学特性と普遍性に関する研究は最近30年程で発展してきた新しい分野である。その重要性に反し、日本においては研究者数も多くなく、本研究で得られた成果は当該分野における日本の貢献を世界に示すために重要な役割を果たしている。
|