研究課題/領域番号 |
16K05703
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
有機化学
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研究機関 | 佐賀大学 |
研究代表者 |
北村 二雄 佐賀大学, 理工学部, 教授 (00153122)
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研究分担者 |
小山田 重蔵 佐賀大学, 理工学部, 助教 (60525393)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2016年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | フッ素化反応 / 超原子価ヨウ素 / 有機フッ素化合物 / 触媒反応 / 有機化学 |
研究成果の概要 |
従来のフッ素化反応ではフッ素源としてフッ素ガスが必須となっている。そのため、危険なフッ素ガスを用いない、安全で取り扱いやすいフッ素化反応の開発が切望されている。我々は、危険なフッ素ガスに代わり、より安全で取り扱いやすいフッ化水素酸類をフッ素源に用い、超原子価ヨウ素をメディエーターとする安全で簡便なフッ素化反応を開発し、最終的には、ヨードベンゼン類を触媒とするフッ素化反応を開発した。これにより、フッ素ガスを原料として利用する従来のフッ素化反応の原料転換を目指している。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究で開発される技術は、従来のフッ素ガスを用いる方法では為し得なかった、安全かつ選択的フッ素化反応が進行させることができる優れた製造方法である。安全性と製造工程の簡便性、さらに重要なコスト面において、従来法をしのぐフッ素化技術である。これまでのフッ素化技術を一変させるフッ素化反応として産業界へ大きく貢献できる意義ある研究である。
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