研究課題/領域番号 |
16K06204
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
知能機械学・機械システム
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研究機関 | 函館工業高等専門学校 |
研究代表者 |
川上 健作 函館工業高等専門学校, 生産システム工学科, 准教授 (70353216)
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研究協力者 |
大越 康充
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2016年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 下肢機能軸 / 動作解析 / バイオメカニクス / 膝関節アライメント / 歩行解析 / 膝関節 / Mikulicz Line / 下肢荷重線 / 生物・生体工学 |
研究成果の概要 |
本研究では、歩行動作中の下肢アライメントおよび下肢機能軸の動的な変化を評価する動作解析方法を確立し、その方法を用いた動作異常の検討を目的とした。 健常者および膝OA患者の解析により本研究の下肢機能軸解析により膝関節アライメントを評価可能であり、実際に膝関節疾患患者の動作異常を検出することが可能であることを明らかにした。また、この下肢機能軸による膝アライメント評価を視覚化するために、OpenGLを用いた描画ソフトを作成し、わかりづらかった位置関係アライメントを視覚的に比較、評価することが可能となった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究において提案した方法により下肢機能軸評価で膝疾患による異常動作が確認できたことにから、医師や理学療法士が観察によって主観的に診断していた動作異常を誰でも客観的かつ定量的に評価できると考えられる。そのことにより、診断やリハビリテーション、予防などに極めて有効な知見が、容易に入手できる。さらに、その結果を視覚的に評価できることにより、整形外科の臨床だけでなく、スポーツ分野における傷害予防や訓練、およびその評価にも活用できる方法であると考える。
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