研究課題/領域番号 |
16K06220
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
電力工学・電力変換・電気機器
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
舟木 剛 大阪大学, 工学研究科, 教授 (20263220)
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研究協力者 |
薄 良彦
石亀 篤司
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2016年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
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キーワード | 系統連系 / インバータ / 数式モデル / 動特性 / 安定性 / スイッチング関数 / 瞬時値 / 実効値 / 交直変換器 / 過渡安定度 / 多端子直流送電 / 電圧型変換器 / 位相同期 / プルイン / プルアウト / 系統連系インバータ / 過渡安定性 / PHILS / リアルタイムシミュレータ / PLL |
研究成果の概要 |
系統連系インバータの大きな出力変動や系統故障に対する電力系統の過渡安定性を評価に用いる実効値解析モデルを構築した。洋上風力発電などの再生可能エネルギーの大量導入に向けた多端子直流送電システムの既存交流電力システムへの導入による動特性を,数式モデルで記述することに加え,動特性の背後にある物理的なメカニズムを表した。構築した多端子直流システムの動特性モデルを用いて,直流多端子システム側で構成変化が生じた場合に,トポロジーの違いにより,システム全体の過渡安定性に現れる違いを明らかにした。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
電力系統の電源構成に占める再生可能エネルギーの割合は,着実に高くなっており,高速応答する系統連系インバータの電力系統における大擾乱に対する過渡安定性を評価するとともに,これを向上する変換器制御・運用方式の知見が必要である。本研究により再生可能エネルギーの系統連系インバータの大量導入時における系統故障に対する運転継続要件に対して,その応答を評価する基盤技術となるとともに,さらに厳しい要件に対応する変換器制御系開発のプラットフォームを提供した。
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