研究課題/領域番号 |
16K06230
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
電力工学・電力変換・電気機器
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研究機関 | 佐賀大学 |
研究代表者 |
村松 和弘 佐賀大学, 理工学部, 教授 (30263627)
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研究分担者 |
高 炎輝 佐賀大学, 理工学部, 助教 (40586286)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2016年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | 磁界解析 / 回転機 / 鉄損 / 応力 / マクスウェルの応力テンソル / 回転損 / 構造解析 / 誘導機 / 磁気特性 |
研究成果の概要 |
本研究課題では,応力による磁気特性の劣化を考慮した回転機の損失解析法を開発した.まず,磁気特性のモデリング方法として応力の影響を弾性エネルギーにより考慮できるように,既に提案されている自由エネルギーを用いたヒステリシスのモデリング手法のソフトウェアを開発した.さらに,鉄芯中の応力分布を正しく求めるため,局所力を算出するためのマクスウェルの応力テンソルの新しい表現方法を提案するとともに,妥当性を示した.最後に,回転鉄損の算出法を提案するとともに,有用性を示した.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究課題で開発した応力による鉄損増加が考慮できる磁界解析法を用いれば,CO2削減で重要なモータのより詳細な高効率化設計が可能となり,社会的意義は大きい.また,電磁力の算出に用いるマクスウェルの応力テンソルに関して,従来の全体力のみでなく,局所力の算出に着目し,新しい表現方法を提案したことの学術的意義は大きい.
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