研究課題/領域番号 |
16K06282
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
電子・電気材料工学
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研究機関 | 奈良工業高等専門学校 |
研究代表者 |
藤田 直幸 奈良工業高等専門学校, 電気工学科, 教授 (90249813)
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研究分担者 |
平井 誠 長岡工業高等専門学校, 電気電子システム工学科, 准教授 (00534455)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 磁場中電析 / 異方性方向制御 / 電磁波吸収材料 / ウェットプロセス形成 / グラニュラ薄膜 / Fe-B合金 / 磁気異方性 / 金属―絶縁物同時電析法 / 金属-絶縁物同時電析 / 磁場中成膜 / グラニュラ膜 / 金属-絶縁物グラニュラ膜 / 金属-絶縁物同時無電解析出 / 電気化学成膜 / 磁気特性 |
研究成果の概要 |
アモルファスFe-B薄膜に,外部から磁場を印加して,成膜途中で,磁場印加方向を90°変化させて,磁化容易軸が直交する2層膜の成膜を行った.1層目と2層目で膜の特性のばらつきを抑えるために,溶液温度が一定になるようにポンプを使った溶液供給を考案した.その結果,磁化容易軸が直交する2層の薄膜が電析により容易に作製できることが明らかになった.さらに,新しい金属微粒子内包絶縁膜の作製方法を検討した.Fe-Ni微粒子に高分子電解質を吸着させて,これを水溶性エポキシ溶液に浸漬させて,電析すれば5分で80μm,微粒子含有量22vol.%の薄膜が得られれることが明らかになった.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
通信が高速になるに伴って,高い周波数で動作する電磁波吸収材料が必要となっている.本研究は,めっき法という安価な方法で,優れた電磁波吸収材料を作ることを目指している.外部から電磁石で磁界を加えながら,めっきすると,磁界を加えた方向が磁石になりやすい膜(磁化容易軸という)ができる.磁界を加える方向をめっきの途中で90°ずらすことで,膜の厚さ方向で,磁化容易軸が90°ずれた膜が作製できた.こうすることで,あらゆる方向からくる電磁波が吸収できるようになる.
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