研究課題/領域番号 |
16K06306
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
電子デバイス・電子機器
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研究機関 | 大阪公立大学 (2022) 大阪府立大学 (2016-2021) |
研究代表者 |
小山 長規 大阪公立大学, 大学院工学研究科, 准教授 (10336802)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2019年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2016年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
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キーワード | センサネットワーク / AWG / 長周期ファイバグレーティング / LPFG / シングルボードコンピュータ / Raspberry Pi / ソフトウェア定義ネットワーク / SDN / 光ファイバセンシング / CO2レーザ / IoT / WDM / センシングデバイス / リモートセンシング / スマートセンサ情報システム / フォトニックネットワーク |
研究成果の概要 |
本研究の目的は、光ファイバセンサ(LPFG)をネットワークに導入する技術と、トラフィック需要に応じた通信容量の再配分機能を有する光ネットワーク(AWG-STAR)とを融合することで、省コストなセンシングデバイスプラットフォームを提案・実現することである。 成果としては、(1)AWG-STARを対象として通信容量の再配分に関する計算手法の提案、AWG-STARのスケーラビリティの評価と向上法の実証、(2)Ethernet用の安価な光トランシーバとLPFGを用いた省コスト温度センシングシステムの提案と実証などが挙げられ、これらを通してプラットフォームを実現するための基礎的な技術を蓄積できた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
(1)AWG-STARを対象に省コスト・高機能化に寄与する提案と実証を行った。一例として、容量再配分の行列表現による計算法を提案し、これを用いる管理者用システムを構築した。本技術は、管理者の負荷軽減に貢献できることに加えセンシングデバイスプラットフォームにAWG-STARを適用できることを示した。 (2)光ファイバセンサをネットワークに融合させる様々な基礎技術を提案、実証した。一例として、安価な光トランシーバを光源と受光機として用いかつLPFGをセンシングデバイスとして採用することで、システム構築の低コスト化を実現した。本技術と電気センサの併用により超広域・低コストセンシングの実現が期待できる。
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