研究課題/領域番号 |
16K06359
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
通信・ネットワーク工学
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研究機関 | 愛媛大学 |
研究代表者 |
宇戸 寿幸 愛媛大学, 理工学研究科(工学系), 准教授 (90380261)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 電子透かし / 三次元メッシュ / スペクトル拡散 / ウェーブレット変換 / ベクトル信号処理 / コンテンツ保護 / グラフ信号処理 / 多重解像度解析 / 3Dメッシュ / 拡散符号 / 情報通信工学 / 信号処理 / ポリゴンメッシュ |
研究成果の概要 |
三次元メッシュの次元数を踏まえたベクトル信号処理に基づく電子透かし技術を研究開発した.主に,メッシュモデルを保護対象とした3種の手法,(1)高域通過フィルタに基づく手法と(2)低域通過フィルタに基づく手法,(3)ヒストグラム操作に基づく手法を提案した.さらに,これらの研究を通して得た知見から着想して,(4)フーリエ変換やウェーブレット変換を用いた画像・グラフ信号を保護対象とした手法も提案した.これら4つの手法の有効性を計算機シミュレーションにより明らかにした.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
研究成果の学術的意義は,(1)既に発展を遂げている音声・二次元画像向けの電子透かしではなく,三次元画像向け電子透かしを研究して複数種類の有効な手法を開発した点と(2)一次元や二次元の信号処理手法ではなく,三次元空間を考慮した三次元メッシュ向けのベクトル信号処理を研究して三次元信号処理の有効性を実証した点にある.一方で,社会的意義として,三次元メッシュ電子透かしの研究成果から,コンテンツ保護技術である電子透かしの性能向上および基盤理論という結果が得られた.また,これらのセキュリティ機能強化により,本研究成果には三次元画像の普及を促進するという意義があった.
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