研究課題/領域番号 |
16K06378
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
計測工学
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研究機関 | 山形大学 |
研究代表者 |
高橋 貞幸 山形大学, 地域教育文化学部, 技術専門職員 (10396559)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2018年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2016年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
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キーワード | 空気中 / 高周波 / 超音波 / トランスデューサ / 物質内部 / 画像化 / 圧電高分子材料 / 非接触 / P(VDF/TrFE)材料 / MHz帯域 / 高分解能 / 圧電高分子 / P(VDF/TrFE) / 超音波トランスデューサ / MHz帯域 / 透過画像形成 / 空中超音波 / 圧電高分子トランスデューサ / 透過画像 |
研究成果の概要 |
本研究では、有機材料である圧電高分子P(VDF/TrFE)を用いて、焦点型の超音波トランスデューサを開発した。このP(VDF/TrFE)-トランスデューサは、動作中心周波数2MHzであり挿入損失(トランスデューサ・ロス)は、72dBである。この同性能(同形状)P(VDF/TrFE)トランスデューサをそれぞれ、送信用・受信用とし、超音波による物質の透過波検出を行った。更に、これらのP(VDF/TrFE)トランスデューサを使用し、透過用超音波画像システムを開発した。観測対象物は、IC(11229-12・ROCKWELL社)である。この研究の結果、透過画像に成功した。分解能はおよそ1mmである。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
これまで、空気中で物質(観測対象物)の内部を観察するためには、X線を用いた機器のみが主流であった。しかし、X線機器は高額であり、また法的制約もあるため、一般には普及しない。加えて、X線機器から得られる物質内部の情報は、必ずしも多いとも限らない。もし、超音波機器により物質内部の画像化が可能となれば、その被検査対象範囲は広がる。 本研究では、できるだけ空気中で超音波エネルギーの減衰が小さい有機圧電材料P(VDF/TrFE)を用いて、高周波超音波トランスデューサを開発することを目的とした。この結果、ICの物質内部の画像化に成功した。
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