研究課題/領域番号 |
16K06393
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
計測工学
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研究機関 | 金沢工業大学 |
研究代表者 |
平間 淳司 金沢工業大学, 工学部, 教授 (40181185)
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研究期間 (年度) |
2016-10-21 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | 植物工場 / 茸工場 / 生体電位 / 人工栽培 / 環境制御 / 植物 / キノコ / SPA / SMA / MRI / 栽培技術 / 成分分析 / キノコ栽培 / ワサビ栽培 / 健康診断 / 生育環境制御 / 成長促進 / 茸 |
研究成果の概要 |
生体電位計測を活用した新SPA型植物(ワサビ工場)およびSMA型茸工場の至適生育環境制御が本研究の目的である。人工栽培が困難とされる植物や茸工場に関して、早くからセンサーネットワークを導入した生育環境制御を実施した。外的刺激環境によって、ワサビ葉や茸子実体から誘発する微弱な生体電位から「植物や茸の健康診断」を行った。従来の生体計測に基づくSPA(Speaking Plant Approach)やSMA(Speaking Mushuroom Approach)による生育環境制御の他に、生体電位データも生体計測に加えて健康診断も行うことで、さらなる至適生育環境制御を実施した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
地球規模で天候不順が問題視される中、農作物類の露地栽培において食物の安定生産が困難となり食糧問題の解決が喫緊の課題となっている。そこで本研究では、天候や気象に影響されなず、安全・安心・安定供給できる植物工場や茸工場での人工栽培における至適生育環境制御パラメータの検討を行った。本研究の最大の特色として、植物体や茸体から誘発する微弱な生体電位を独自開発した測定技術によって、栽培期間中に連続して計測することで「生き物」の気持ちを間接的に推定し、より効果的な生育促進効果を狙うことを目指した。すなわち、「生き物」の健康診断をすることで、高効率な人工栽培技術の確立を目指すことが可能である。
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