研究課題/領域番号 |
16K06432
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
制御・システム工学
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研究機関 | 同志社大学 |
研究代表者 |
三木 光範 同志社大学, 理工学部, 教授 (90150755)
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研究協力者 |
富岡 亮登
那須 大晃
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2018年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2017年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2016年度: 4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
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キーワード | 照明 / 制御 / 最適化 / 知的化 / 省エネルギー / 調光 / 調色 / 快適性 / 知的照明 / 配光角 / 満足度 / 最適制御 / 照度 / 色温度 / オフィス / 調光調色型LED / ソフトコンピューティング / 情報システム / 制御工学 / エネルギー効率化 / 建築環境・設備 |
研究成果の概要 |
(1)狭い配光角を持つ調光・調色LED照明を数多く天井に配置し、それによって隣接する執務者が大きく異なる選好照度や選好色温度を要求した場合でも、実現できる照度や色温度の誤差はどの程度まで減少させることができるのかを明らかにした。 (2)オフィスで執務者が選好する照度と色温度の範囲を被検者実験により求める。これである程度の広さを持つ範囲が分かれば、隣接する執務者が互いに満足できる実現照度と実現色温度を提供できる新たな最適化アルゴリズムを構築した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
(1)学術的異議:最適化における制約条件の緩和をいかに行うかに関する知見を得たことである。すなわち、最適化における制約条件が厳しいと解が得られない場合も多い。その場合、どのように制約条件を緩和するのかに関して、本研究は一つの新たなアプローチを与えた。 (2)社会的意義:オフィスにおいて各執務者に個別の照度と色温度を提供する個別分散制御型の照明システム(的照明システム)の需要は今後増えてくると思われる。なぜなら、いまオフィスでは個人にとって最適な照明、空調、音響環境が求められているからである。ウエルビーイングオフィスを目指して、本研究はそれらにソリューションを与えることができる。
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