研究課題/領域番号 |
16K06454
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
土木材料・施工・建設マネジメント
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研究機関 | 有明工業高等専門学校 |
研究代表者 |
岩本 達也 有明工業高等専門学校, 創造工学科, 准教授 (20390528)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2016年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 打音検査 / 点検記録 / 欠陥 / データベース / 維持管理 / 検査記録 / 検査記録装置 / 打撃力 / 接触時間 / 建設マネージメント |
研究成果の概要 |
コンクリート構造物では主に目視と打音検査により点検されているが,欠陥の見落としが原因と思われる事故が多数発生している.現在の検査方法では,検査結果としては変状箇所のみの記載であるため,事故後に見落としがあったかどうかの確認ができない.本研究では打音検査の記録を効率的に収集することを目的とし検査記録装置を開発した.また,欠陥情報データベースとは、打音検査の検査記録と欠陥情報を関連付けたものであり,検査記録の閲覧機能のほか,打音レコーダによって記録された動画から打撃音を抽出し,周波数解析など実行するプログラムを開発した.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
打音レコーダは、打音検査時の検査記録(位置情報や音響データ)を効率的に収集する検査記録装置であり,収集された検査記録は検査者の育成や検査結果の検証に用いて、検査技術を向上させる.記録内容は,検査箇所の映像,打撃音および打検ハンマの加速度であり,ヘルメットなどに取り付けられたビデオカメラに動画(打撃音と加速度は音声データに記録)として記録される.また,欠陥情報データベースとは、打音検査の検査記録と欠陥情報を関連付けたものであり,国内向けに公開することで,点検システムの根幹技術となり得る自動欠陥判別アルゴリズムの開発を促進させ,海外展開に向けた競争力強化の狙いがある.
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