研究課題/領域番号 |
16K06511
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
水工学
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研究機関 | 岡山大学 |
研究代表者 |
前野 詩朗 岡山大学, 環境生命科学研究科, 教授 (20157150)
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研究分担者 |
吉田 圭介 岡山大学, 環境生命科学研究科, 准教授 (50436721)
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研究協力者 |
赤穂 良輔
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2016年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 河床変動 / 植生動態 / 河岸侵食 / 動的メッシュ / 河道管理 / 河岸新緑 / 側岸浸食 / 河床動態 |
研究成果の概要 |
本研究では,戦略的河道管理のための河床動態・植生動態予測モデルの改良と現地適用のための基礎実験,シミュレーションモデルの構築などを実施した. グリーンレーザを用いた水面下も計測可能な航空レーザー測深(ALB)の結果を用いて,同洪水のシミュレーションを実施した結果,観測水位と大変よく一致することが示された.また,水際付近の植生の流失の精度向上を図るために,側岸浸食部における樹木の流失・倒伏状況と解析より得られる河床せん断力との関係を明らかにした.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究により,ALB測量を用いることで,近年河道管理上問題となっている植生の影響を面的に定量的に捉えることが可能となることを示した.また,側岸浸食箇所に対して自動的にサブメッシュを作成して側岸浸食部の移動を精度良く再現するモデルのためにメッシュの自動分割プログラムを作成しており,今後のシミュレーション精度の向上とシミュレーション時間を節約出来るものであり,本研究の成果は現地の河道管理技術の向上に大いに貢献するものである.
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