研究課題/領域番号 |
16K06582
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
建築構造・材料
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研究機関 | 首都大学東京 |
研究代表者 |
橘高 義典 首都大学東京, 都市環境科学研究科, 教授 (20177877)
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研究協力者 |
国枝 陽一郎
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2018年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 耐震性 / 建築仕上材料 / 天井 / アンカーボルト / タイル / 動的試験 / 衝撃試験 / 剥落 / 仕上接合部 / 引張試験 / 鋼製天井下地 / コンクリート / あと施工アンカー / 石膏ボード / 繰返し載荷 / 落下防止 / 仕上材料 / 接合部 / アンカー / ボード |
研究成果の概要 |
地震時における仕上材の落下安全性を確保するためには,地震荷重に対する仕上接合部の破壊挙動を把握することが重要である。本研究では,コンクリート下地に取り付けられる,各種あと施工アンカー,天井下地材,タイル仕上げ等について,単調載荷試験および繰返し載荷試験を行ない,静的荷重時での接合部の破壊性状を明らかにした。また地震時を想定した動的荷重について落下衝撃試験による評価方法を確立し接合部の破壊性状を明らかにした。以上より各種仕上材の地震時の耐力評価の推定方法を提案した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では,仕上接合部を,下地材,接合材, 仕上材の要素に分割一般化し既存の様々な仕上材料の剥落等破壊挙動の統一的な評価の枠組みを提案した。実験解析結果から,個々要素の影響,材料特性に応じた合理的な仕上接合部のあり方などを明らかにした点,仕上接合部の評価試験方法の確立により今後の材料工法開発に役立てることができる点などに学術的な価値がある。今後発生が想定されている大型地震に対する仕上材料の落下安全性の確保に本研究は貢献でき社会的な意義がある。
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