研究課題/領域番号 |
16K06591
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
建築構造・材料
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研究機関 | 東京都市大学 |
研究代表者 |
佐藤 幸恵 東京都市大学, 工学部, 准教授 (70408714)
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研究分担者 |
桝田 吉弘 日本大学, 理工学部, 教授 (30272214)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2017年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2016年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
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キーワード | 既存建築物 / 中性化 / 耐久性 / 塩化物浸透抵抗性 / 仕上材 / 耐凍害性 / 長期性能 / 既存鉄筋コンクリート造建築物 / モルタル仕上げ / 断面修復 / 再生骨材 / 長寿命化 / 炭酸ガス / 水酸化カルシウム / 炭酸カルシウム / 建築構造・材料 |
研究成果の概要 |
本研究では,良好な社会基盤の形成のために既存建築物の性能の向上や寿命の延伸が重要となっていることを踏まえ,経年劣化した既存鉄筋コンクリート造(RC造)建築物の性能を評価し,今後の維持管理や寿命延伸のための基礎資料とすることを目的に検討行った. 既存校舎の調査および劣化状況分析,中性化進行メカニズムの検討を行った.また,約25年北海道の沿岸地域で暴露試験を行った供試体の分析を行い,表面被覆材や断面修復材の評価を行った.また,経年建物の補修情報を集約するための写真による三次元復元手法を提案した.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
既存建築物の多くの調査データを収集し,実際のデータに立脚した中性化進行メカニズムを提案した.また,既存建築物の調査が,紙面による台帳管理になりがちであることから,これをデジタル管理することを目的に,スマートフォンカメラを利用した三次元情報化のための技術的検討を行った.簡易的に,特別な機器や技術を要しない技術であることから,汎用化のための一助となると期待できる. 長期間暴露試験を行った供試体を分析し,仕上材の遮塩性能を明確にし,適正なメンテナンス期間を提案した.
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