研究課題/領域番号 |
16K06640
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
都市計画・建築計画
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
宮脇 勝 名古屋大学, 環境学研究科, 准教授 (30280845)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2016年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 景観計画 / 景観観察センター / 景観資源 / 景観評価 / 欧州ランドスケープ条約 / イタリア / 環境アセスメント / 環境権 / ランドスケープ / オブザーベートリー / 景観観察手法 / 国際比較 / 景観 / 景観権 / 眺望 / 景観情報共有システム / 写真分析 / 愛南町外泊 / ふるさと / 共有システム / 景観観察 / 写真 / 震災復興 |
研究成果の概要 |
環境権の概念の一つとして「環境情報を知る権利」が重要な柱であるが、日本において制度上課題がある。景観への意識を向上し、景観の状況を観察、共有、周知することが急務であり、有効な海外の景観情報共有システムである「景観観察センター(Landscape Observatory)」とその観察手法を明らかにすることを、本研究の目的とする。 さらに、景観観察手法の新しいツールとして、過去と現在の景観写真を用いた観察手法に着目して国際比較を行い、日本での応用を技術的に検討する。そして、国内において、景観の意識を向上し、周知するための景観観察センターの設置を具体的に検討することを目的とする。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
欧州の環境情報共有システムの整備が進められている中、特にイタリアにおいて、景観観察センターの整備が各地で見られ、国、州、地方自治体、市民の景観情報の共有と教育活動が活発化していることが本研究で明らかになった。研究成果を国内の学会、専門家や国の関係機関に周知することで、日本での応用を準備することに役立てる社会的意義がある。 また、国内の景観情報の重要性を共有するために、欧州で進む景観観察センターの研究を活かして、名古屋大学にランドスケープ環境観察室を整備することで、東海地方の景観資源から観察共有し、学術的研究を地域で進め、社会に還元していく意義がある。
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