研究課題/領域番号 |
16K06659
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
都市計画・建築計画
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研究機関 | 工学院大学 |
研究代表者 |
筧 淳夫 工学院大学, 建築学部(公私立大学の部局等), 教授 (30370951)
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研究分担者 |
石田 祐 宮城大学, 事業構想学群(部), 准教授 (20455554)
水野 信也 静岡理工科大学, 情報学部, 教授 (60714524)
藤澤 由和 宮城大学, 事業構想学群(部), 教授 (70387330)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2016年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | 医療・福祉 / シミュレーション / 防災 / ネットワーク / シミュレーション工学 |
研究成果の概要 |
本研究では、来院する患者に対して医療機関による医療サービス提供の可能性に関して、二次医療圏ごとにM/M/c待ち行列理論を用いて医療提供能力の比較を行った。その結果、二次医療圏すべての利用率の分散が最小化するような、いわゆる最適な二次医療圏を明らかにした。次に、この二次医療圏における分析を、患者発生率、移動時間の導入、病院種別により、最適化の修正などを行い、災害時における動的な状況下における分析を試みた。 さらに二次医療圏のシミュレーション分析から見出しうるネットワークの特徴および二次医療圏の個別シミュレーション結果に関して、その現実的な妥当性の検証を合わせて実施した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は、医療機関による医療サービス提供能力をシミュレーションにより分析することにより、二次医療圏ごとの比較を行ない、最適な二次医療圏を明らかにすることができた。その上で、災害時における患者発生率、移動時間、病院種別を考慮に入れて、災害時における二次医療圏の最適化の分析を試みた。 平常時と災害時の医療圏のあり方について、検討するために一つの知見を得ることができたと考えられる。
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