研究課題/領域番号 |
16K06845
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
反応工学・プロセスシステム
|
研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
工藤 真二 九州大学, 先導物質化学研究所, 准教授 (70588889)
|
研究協力者 |
林 潤一郎
シン ファン
後藤 希
光山 大貴
藤木 暁唯
|
研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
|
配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2016年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
|
キーワード | バイオマス / セルロース / 熱分解 / 触媒 / バイオオイル / バイオリファイナリー / 糖 / 触媒・化学プロセス |
研究成果の概要 |
再生可能資源であるバイオマス由来のセルロースあるいは製紙産業で大量に発生する古紙を原料として有用な化合物を製造するための熱分解を起点とする新たなハイスループット反応系を提案し、反応器や触媒の開発を通じて鍵となる複数の反応の性能を向上させるとともに、セルロースから製造し得る化合物を多様化し、化学品原料としてのセルロースおよび変換手法としての熱分解のポテンシャルを実験的に示した。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
従来のセルロースの化学資源化におけるボトルネックのひとつは糖化の遅速性である。迅速な熱分解及び後段反応から成る提案スキームは、この課題を解決し得る新規なものであり、糖の安価供給技術として有望であるのみならず、セルロースから製造し得る化合物を多様化する。これを実験的に示した本研究の成果はバイオリファイナリー分野の研究に新たな知見を供し、その発展に貢献することが期待される。
|