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ヒドロキシチロソール生産を指向した微生物の探索、機能解析とバイオプロセス開発

研究課題

研究課題/領域番号 16K06878
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 生物機能・バイオプロセス
研究機関東京理科大学

研究代表者

古屋 俊樹  東京理科大学, 理工学部応用生物科学科, 講師 (20367064)

研究分担者 木野 邦器  早稲田大学, 理工学術院, 教授 (60318764)
研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2019-03-31
研究課題ステータス 完了 (2018年度)
配分額 *注記
3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2016年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
キーワード生体触媒 / 微生物変換 / 微生物探索 / 有用物質合成 / ヒドロキシチロソール / 酵素 / バイオテクノロジー / 応用微生物
研究成果の概要

植物のオリーブ中に含まれるヒドロキシチロソールは、近年、多様な生理活性を示すことが明らかにされており、アンチエイジング素材として食品や化粧品への応用に関心が寄せられている。ヒドロキシチロソールは、オリーブ等のモクセイ科の植物からの抽出法により得られるが、含有量が限られていることや抽出操作が煩雑なことから高価であり、より効率的な生産法が望まれている。本研究では、安価な2-フェニルエタノールをヒドロキシチロソールに変換する微生物を自然界から発見し、その機能の詳細を明らかにするとともに、取得した微生物を利用してヒドロキシチロソールを合成可能なことを明らかにした。

研究成果の学術的意義や社会的意義

微生物機能を活用して有用物質を生産することは古くから行われているが、本研究ではオリーブ中に含まれている有用生理活性物質のヒドロキシチロソールを、微生物を利用して生産できる可能性を示すことができた。自然界にヒドロキシチロソールを合成可能な微生物が存在するという事実は大変興味深いと考えている。植物からの抽出のみに依存せず、微生物を利用してヒドロキシチロソールを生産できるようになれば、天候等に左右されず安定かつ安価な供給が可能となる。

報告書

(3件)
  • 2018 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2017 実施状況報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2017

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] 生体触媒を利用した2-フェニルエタノールの位置選択的水酸化によるチロソール及びヒドロキシチロソールの合成2017

    • 著者名/発表者名
      川村駿介、岡本姫佳、古屋俊樹、木野邦器
    • 学会等名
      2017年度日本生物工学会大会
    • 関連する報告書
      2017 実施状況報告書

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公開日: 2016-04-21   更新日: 2020-03-30  

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