研究課題/領域番号 |
16K06890
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
航空宇宙工学
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研究機関 | 東海大学 |
研究代表者 |
山田 剛治 東海大学, 工学部, 講師 (90588831)
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研究分担者 |
川添 博光 鳥取大学, 工学研究科, 教授 (40260591)
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研究期間 (年度) |
2016-10-21 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2016年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 分光計測 / 再突入飛行 / 熱化学的非平衡 / 回転温度 / 振動温度 / 衝撃波 / プラズマ流 / Shock Wave / Spectroscopy / Nonequilibrium / Shock tube / Rotational temperature / Vibrational temperature / Shock wave / Rotational tempereture / VIbrational temperature / Spectrum fitting / Relaxation process / Absorption spectroscopy / Electronic state / 惑星大気突入 / 吸収分光 / 非平衡熱化学過程 / 高速プラズマ流 |
研究成果の概要 |
本研究では、大気突入飛行する宇宙機の周りの高温流れを衝撃波管と呼ばれる地上試験装置で模擬して、流れ場の計測と特性の解明を実験的に行うものである。宇宙機の周りに生成される流れは高温のプラズマ流となるために強い発光を伴い、従来はそのプラズマ流からの発光を計測して流れの特性の解明が行われてきた。しかしながら発光の計測から得られる流れの特性は限られているために、本研究ではプラズマ流が外部の光を吸収する特性を利用した吸収分光を利用して、流れの特性を明らかにするものである。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
従来は、プラズマ流からの自発光計測より得られた情報により流れ場の特性が把握されてきた。しかしながら本手法では流れ場の断片的な情報しか把握できずに、宇宙機の熱空力特性の予測精度の不確かさが大きいという問題があった。これに対して本研究では、従来と異なる手法のアプローチにより流れ場の特性を調査するものであり、高温プラズマ流の物理的な解明や将来の高精度な宇宙機開発に貢献できると考えられる。
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