研究課題/領域番号 |
16K07024
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
神経解剖学・神経病理学
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研究機関 | 東京医科歯科大学 |
研究代表者 |
田中 大介 東京医科歯科大学, 大学院医歯学総合研究科, 助教 (90456921)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2018年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 不快情動 / 嫌悪 / 味覚反応 / cFos / 苦味 / 不快反応 / 扁桃体中心核 / 前交連後脚介在核 / Arc / 味覚 / 情動 / c-fos / 扁桃体 / 感情 / 不快 / 動機 / 神経科学 / 遺伝学 / 薬理学 / 脳・神経 / 解剖学 |
研究成果の概要 |
扁桃体中心核および前交連後脚介在核において、神経活動のマーカーであるcFos陽性細胞の数と不快反応の程度の間に正の相関が見られたことより、これら脳領域は不快反応と相関のある神経活動を示すと考えられた。また、神経活動依存的に遺伝子組換えを誘導できる遺伝子改変マウスを応用することで、それら脳領域の不快反応と相関のある活動を示す神経細胞で優先的に遺伝子組み換えを誘導できた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
不快情動は我々の感情を構成する主要な要素であり、また、様々な神経疾患において異常を呈していることが知られているが、その神経基盤は未だ明らかになっていない。本研究では、不快情動と相関のある活動を示す神経細胞を同定し、さらにそれら神経細胞で優先的に遺伝子組み換えを誘導することができた。今後その遺伝子組換え作用を利用することで、それら神経細胞の活動の不快情動に対する因果関係を調べることができると期待される。
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