研究課題/領域番号 |
16K07242
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
分子生物学
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
小谷 友也 北海道大学, 理学研究院, 准教授 (70419852)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2016年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 翻訳 / mRNA局在 / RNA顆粒 / 分子複合体 / 卵形成 / 初期発生 / 脊椎動物 / 高次構造 / RNA分子 / 卵母細胞 |
研究成果の概要 |
遺伝子産物が正確な時期と部位で機能することは、あらゆる生命現象の進行に重要である。本研究は、卵形成と胚発生過程においてmRNAが時期・部位特異的に翻訳される制御機構の解明を目指した。その成果は、卵形成における翻訳制御機構と胚発生における翻訳制御機構に多くの共通点があること、一方で、両者の制御機構には相違点も存在することを明らかにした。これらの成果は、個体形成の仕組みを解明するために極めて重要な発見である。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
卵子の形成と受精後の個体形成は、ほぼすべての生物にとって極めて重要な現象である。その進行には、卵子に蓄えられたmRNAが決まった時期に正確な場所で翻訳される必要がある。にも関わらず、その仕組みはよく分かっていない。本研究の成果は、卵子形成と個体形成に欠かせない翻訳を制御する仕組みの一端を解き明かしたものであり、すべての生物がどのように誕生し個体を形成するのか、その仕組みの解明に迫るものである。
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